ハスと佇まい.

近所の北山公園では,最盛期は過ぎつつあるものの,ハスの花はまだまだ楽しめます.
朝5時半ほどから,パンと冷やしたタンポポ珈琲を詰めて自転車でレッツゴー!
そばの小学校の青々とした田んぼとすでに終わった花菖蒲畑,そしてかなり丈の伸びたハスの花の前で朝食です.


先週末,小金井公園の中にある 江戸東京たてもの園 の催しを見に行きました.
「下町夕涼み」と題して,出店や盆踊りなどなかなか楽しめましたよ.何と言っても小生は,深川木場の生まれですから… . (^^
ひとしきり冷やかして,茶店で休んだ折,「これって建もののせいよね…」 うちの妻がそんなことを呟きました.
そこにいる人々の佇まいが落ち着いて見えるのです.
個別に見れば,外国の方もいらしたり,洋服の日本人,着崩れたゆかた姿,せかせかとした空気など,
今の日本のお祭りで見られる一風景に過ぎないのですが,踊らない盆踊りも含めて,でも何だか雰囲気が落ち着いて
いい感じなのです.

「人の心」が変わるのには時間が必要ですが,建ものが変わるだけで,人々の見え方がこんなに違うものなのだというのは
画期的だと思いました. でも,その建ものの構造やデザインを考えるのも結局「人の心」なので,堂々巡りな感じですが,
何か光明を見た気がいたします. やはり「物」と「こと」は 衣食住 に極まれるようです.

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