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	<title>salon de 15屋 &#187; 溝口健二</title>
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	<description>末永くどうぞ，ごひいきに …</description>
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		<title>15夜通信 / ゆれた</title>
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		<pubDate>Thu, 14 Jun 2007 21:50:29 +0000</pubDate>
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				<category><![CDATA[cinema]]></category>
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		<description><![CDATA[西川 美和監督 「 ゆ れ る 」 2006.7.8 シネカノン 119min カラー / Aビスタ 「女」というものを反芻してしまう． それ捏ねたところで明解な答えなど出るはずもないのだけれど… ． ふとまわりを見ると，家族とネコを含めて15屋の中では 圧倒的に「男」が劣勢であることに気づく． そもそもか… ． （ToT） 少し前のカンヌで河瀨監督が賞を取ったことで，俄かに女性監督への注目度が増しましたね． そもそもここ数年，国内でも女性の映画監督が出てきてはいました． 昨年だけ見ても，本作品の西川監督を筆頭に萩上監督や蜷川監督と，映画にそれほど興味のない人でも 作品の名前くらいは目にした方も多いでのでは． 小生のお仕事でも，撮影助手等のハードなポジションに女性がつくこともそれほど驚きがなくなっています． むしろ男のそれより粘りもあり，よく動く．(＾＾； 15屋には，小生と同業の家人がいます． 好きなことがいっしょで，話も合っていいねと外野からはよく言われるが，事はそう単純ではない… ． (-_-) 確かにある部分では楽だけど，こと「クリエイティブ」の領域に踏み込んだ時点でその良好な関係性は終わります． 最近やっとお互いの不可侵の際の見極めがわかってきたところで，それでも先に記述したカンヌGP受賞の 女性監督に関する話題はタブーな家人… ． 妻は結婚前から，彼女の話題が何かしら目や耳に入ってくると気持ちが波立つ． 現に先のカンヌの折も，ここ東村山にあって津波の気配を感じました． (＾＾； 皆さんもそういう存在が一人や二人はいるでしょう？ その波除のつもりで，この「ゆれる」も手に取った作品… ． 家人の「ゆれ」が治まりつつある今日この頃，そろそろ書けるかなと筆を取った次第． ハッキリ言って，そこいらの監督面している男の作品よりもきちんと映画になっています． それに呼応する形で，香川さんやオダギリさんがとてもいいです． 予備知識０で見たから，伊武さんや新井さん，木村さん，ピエール瀧さん，田山さん，田口トモロヲさん，そして蟹江さん… ， と言った役者を楽しめました． 西川監督はシナリオが上手ですね． いわゆる「書きもの」でない，映像のための「シナリオ」がどういう体をなすものか． それが崩壊した作品が多い国産の映画の中で，非常に完成度の高い本を書く人です． さて夫婦で見た翌日，少々二人で反芻してみました． 感想は同じでした． 「弱 い」 先ほども申しました通り，この作品はよくできていますし，面白いです． お金払って見ても，損はありません！ でも見終わった後の感慨が，意外にこないんです． それと真木よう子さん演じる役が，何とも言えず咀嚼できません． これはおそらく，この役の持つ感情の流れのストロークが短かったのではと思います． 少し急いだか，それとも兄弟の方に 意識が行き過ぎた余り，この役の演出を十分に解釈していなかったのではと感じます． 男と女の意思決定の流れの違いに関する例え話で，女性の営業が，相手の脂ぎった顔を見るのが嫌だから， その人とのアポを取らないという話がありますが，「嫌なものは嫌」というロジカルでない部分と，反して海のように深い 母性の同居がおそらく世の男性を翻弄する「女」の解釈の真髄だと心得ます． その昔，溝口健二監督が，ある女優さんの人情のシーンを演出している時に，刃物を手に取って握り直した女優さんを 一喝したという話があります． 「君ねぇ，男を刺そうという女はそんな刺しやすいように握り直したりなんかしませんよ． パッと掴んだそのまま刺しにいくもんです！」 さすが背中に刺し傷のある溝口先生… ，座して沈思してしまいます． (＾＾； それと照らし合わせた時に，この「ゆれる」で真木さんが演じた役は，統計学的にも「女」なわけですが， やはりその心の移ろいが唐突すぎる感が致します． 想像では理解できないことはないのですが，西川監督の持つ力量を察すれば，ここはあえてSになりましょう． しかし真木さんという役者は，果敢に挑んでいる様がとてもよかったと思います． 女性監督による女優の演出は，映画の分野において新たな課題になりそうです． あと感じるのは，そろそろ是枝監督のエリアから外に出る時なのでしょうね． 初めて「幻の光」を映画館で見た時に，ヒキ絵好きの小生でさえ，これは役者からは何も言われなかったのかなと 心配するほど（余計なお世話だよね…），ヒキ絵だけの構成でした．だからということもないのだけど，西川監督の作品も 振り回さず，ヒキ絵中心にきちんと据えて撮るというところが非常に好感が持てます． しかし，どうなのでしょう… ，映像ってとても生理的なものだから，理屈でないところでの意外性や衝動を少し絡められたらと 感じました． シナリオも演出もまとまっている…というか，まとまり過ぎてしまっているのね． だから少々，話が崩壊していても，勢いだけはいいねというものに，その映画としての存在感が負けてしまうのです． ここが映画の残酷なところと言っていいのではないのでしょうか． 西川監督は，ミス・マッチにトライできるといいですね． サンドリーヌ・ヴェイセという女性監督の作品に 「クリスマスに雪はふるの？」 という戦慄するような凄い映画があります． まさにこの作品は「女」の撮った映画であり，「男」にはおそらくできません． その意味で，西川監督の「ゆれる」はもっとよくなる作品であると確信しております． 最後に，昨年50才の若さで急逝された本作品の撮影部，高瀬比呂志さんのご冥福を慎んでお祈り申し上げます． ・愛すべき映画たち つくづく映画館で見たかったなぁと思います．ハイセンスな寸評，流石です！ ・ブタネコのトラウマ 2/27 &#62; 2/28 この映画の考察の極み．2回に渡るネタバレも含めた解釈をご一読下され！]]></description>
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