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	<title>salon de 15屋 &#187; チェーホフ</title>
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	<description>末永くどうぞ，ごひいきに …</description>
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		<title>15夜通信 / ロシアの白熊</title>
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		<pubDate>Wed, 27 Dec 2006 02:29:18 +0000</pubDate>
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				<category><![CDATA[cinema]]></category>
		<category><![CDATA[エミール・クストリッツァ]]></category>
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		<category><![CDATA[ニキータ・ミハルコフ]]></category>
		<category><![CDATA[黒澤明]]></category>

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		<description><![CDATA[ニキータ・ミハルコフ監督 1999 原題 「Сибирский Цирюльник」 英題 「 The Barber of Siberia 」 邦題 「 シベリアの理髪師 」 2000.9.30 日本公開 ロシア(仏/伊/チェコ) 161min カラー / シネスコ ニコリ・ボルコフの話ではない… ． 小生ごときが，とやかく言える作品群ではない… が， X&#8217;masに友人が〝ロジャーグラート・カヴァ・ロゼ・ブリュット〟 を持ってきました ． 今回はその勢いを駆ってということで ． 最近，仕事で民生確認用に3年ほど使ってきたSONYモニターが退役して，普段使いのモニターへと天下り ． 民生とはいえ，カラーバー調整済みのTrinitronだけに意外に色は出ている… ． ということで，仕事のモグラ抜けの昂揚もあり，鑑賞しまくってます． その中でも，本格派が見たいということもあって，まず手に取ったのがニキータ・ミハルコフ作品でした ． 映画としての完成度もさることながら，艶，香りという点でも，余人を許さぬ映画監督だと思います． 先に別ログでも書きましたが，小生にとってはエミール・クストリッツァと双璧という位置づけです． 黒澤明監督が一目置いたのも，作品をご覧になればおわかりいただけるでしょう． スタニラフスキーやチェーホフ… 正当なロシア演劇の末裔とも言うべき，ミハルコフ監督 ． 同じ理論を使いながら，なぜ日本の有名著名な演劇集団が同じ結果を出さないのでしょう． それまで漠然と抱いていた疑問が，この監督の作品を見るようになって，より強く考えるようになりました． 日本の既存劇団の芝居の決定的な過ちは，セリフの抑揚に重点を置いた点です． 重点は，その解釈と感情の流れを掴むことで， 芝居はそれを体の動きで表現することから始まります． 体の動きの解釈に無理がなければ，その動きの中でセリフを放てば， 自然に抑揚がつきます． これは，普段の生活の中で人々が自然にやっていることですものね． それが日本では， セリフだけが先走るので，抑揚を顔の上げ下げでもリズムを取る役者が多いんですよ． そんな仕草は，日常の中では誰も やっていないことでしょ？ 「シベリアの理髪師」 には，主人公の男と女の人生が，大河のごとく 流れています． この人物はこういうものの考え方をする，するとこういうもの言いをするだろう， 動きはこんな動きや仕草がある… とひとつひとつの細やかな解釈の積み重ねを感じます． でもここまでは，きちんと丁寧に作れば，たどり着けた映画は他にもあります． しかしここから今一歩踏み出す映画というのは，そんな人間たちを軸に，その流れとは 全く関係のない，全然違う時間軸との遭遇と翻弄を描いた映画だと思います． レンズの先にあるもの，それは度し難い人間でなく，そこを取り巻く大きな流れそのもの なのではないでしょうか． この作品や 「太陽に灼かれて」 は，まさにそんな映画なのですよ． いやぁ，映画って凄い！ ミハルコフ監督が大変ロマンチストだと思うのは，どんな人間にも幸せの絶頂を用意していることですね． それもシナリオの一手法と言ってしまえばそれまでですが，撮り方を拝見していると，それだけではない視線の温かさ を感じます． またそれを体現するという点で，主人公トルストイ役のオレグ・メンシコフという人は素晴らしい役者です． その力量の高さと滲み出る品格には，ため息すら出てしまいますよ． また「シベリアの理髪師」では，ロシアとアメリカの考え方や手法の違いを縦糸に話が構成されています． しかしミハルコフ監督は，それに優劣つけるのでなく，双方の陰陽を表現しながら，根本のところでは同じ人間である のだという視線で見つめます． 悲しみや喜びを感じるところの原点は 「愛」 でしかないという点で変わりはないのだということ… ． 話の中盤，決闘で負傷したトルストイの病室をジェーンが訪ねるシーンがあります．本作品を何回も見ていくと， このシーンにかけた監督や俳優の想いが迫り，胸が熱くなっちゃうんだよなぁ． おそらく監督も，このシーンが二人の幸せの絶頂であるという認識で撮られたと思います． いよいよ年の瀬ですね． 家で過ごす時間が長くなるこの時に，まだ見ていない方はぜひお手にとってみてください！ できれば最愛の人と… ，でなければ未来の最愛の人を想い，しっとりとした年末年始を迎えるのも一興と存じます． ・オレグ メンシコフ ファンサイト 監督スタッフ以下の力量もさることながら，この役者さんがいなければ，「 シベリア～ 」も「 太陽～ 」もありえなかったでしょう． 類稀な表現力は，日本の役者さんにも見て欲しい． このサイトはオレグ・メンシコフの「 完璧 」な情報源です．]]></description>
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		<title>15夜通信 / バーリーの背中</title>
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		<pubDate>Tue, 08 Aug 2006 05:13:08 +0000</pubDate>
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		<category><![CDATA[恋愛映画]]></category>
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		<description><![CDATA[ショーン・コネリー主演 原題 「The Russia House」 邦題 「 ロシア・ハウス 」 1991.5 日本公開 アメリカ / 123min カラー / シネスコ ガキにはわかるまい… ，そう言われたように感じました． 酸いも甘いも噛み分けた大人にあるラブーストーリーとは，またかくも深く，やさしさに満ちたものなのか… ． 巷に溢れるドロドロな大人向けドラマへの処方箋とも言っていい，正統派だと小生は思います． 近頃，「チョイワル」などという言葉に惑わされている親父どもは座して見るべし！ まぁ，「真珠夫人」もジローラモさんも，それはそれで好きだけど… ． 原作やそのタイトルのイメージから，サスペンスやスパイものと思われがちですが，確かにそういう面はあるものの， これは大ラブストーリーです． ロシアやリスボンなど，当時も今もなかなか画面で見る機会の少ない美しい風景と老練ジェリー・ゴールドスミスの 切ないテーマ音楽． それと主演2人の本当に素晴らしい芝居にしばし酔いしれます． この作品に関して15屋では，小生はS・コネリーに，家人はM・ファイファーに感情移入しながら見ていますね． 冒頭のM・ファイファー演じるカーチャが，広場を縦に歩いてくるフカンの引き絵を見て，「何かを決意している女の顔だわ」と言えば， S・コネリー演じるバーリーがスライド写真で初めてカーチャを見た表情に，「運命を信じた男の顔だ 」と小生が切り返すという具合． カーチャという女性は，非常に危険なイデオロギーの末端に生きていて，しかもそれを自覚し，そしてかつて愛した人もそこにいました． しかし私生活では，二人のお子さんがいて伯父と4人で暮らす，いたって普通のシングル・マザーです． これほどの背景を持つ異国の女性を愛してしまった時に，あなたはどのような行動をとれるでしょうか？ この二人の心の動きを遠くから拝見させてもらい，小生の感じたものは，人の心のはかり知れない複雑さと， 愛とは如何にシンプルなものかという矛盾の同居でした． この矛盾こそが人であり，人生なのだと，オコチャマ日本人たる 小生には非常に高尚な禅問答のようです． しかもバーリーは最後まで，「愛している」とか「好きだ」の類の言葉を全く吐かないんです． その先の先を見て，最愛の人を守ろうとうする無償の愛をただただ小生は目で追うばかり． しかし確実に二人の心は，音もなく， 少しずつ寄り添っていくのがわかるし，それを大人の分別が否定しようとする葛藤も伝わってくるのです． 今の日本映画に徹底して欠落しているのは，おそらくこの部分なのかなと思ったりしています． 人は心と体を別々に機能させることができます． つまり顔では笑い，心では泣き… ，あるいは顔では落胆しつつ， 心では舌を出すという具合です． この多面性が人間の奥深さであり，また悲しみや寂しさを本当に知っている人ほど， この使い分けが巧みで，わからないものですよ． その矛盾の同居を，人は潜在的に理解していて， そこに己の心を重ね合わせた時に感動し，心に響くのではないでしょうか． 追体験ですね． 家人から聞いた話ですが，チェーホフが居酒屋で仲間と飲んでいた時に，ちょうど隣に，ある一人のひょうきんな人物が 盛り上げて楽しそうなテーブルがありました． 仲間の一人がチェーホフに，「 楽しそうな奴だな 」と言うと， 「 何を言ってる．彼は明日自ら命を絶つかもしれないほど苦しんでいるぞ」と戒めたということです． そして実際にそのひょうきんな人物は，チェーホフの言った通りになったそうです… ． 人とは本当にはかり知れないほどに強さと脆さが同居していることを，弱輩ですが，小生もここ5年ほどのところで 感じてきたところです． 今という時は永遠ではない． 一期一会とはどういうことなのか． そうしたところを越えて，生きること自体に価値を見出し，また人は決してひとりでは生きてはいけないものなのだと 感じるようになりました． 結婚という法的手段にこだわる必要はありませんが，関係性の中でしか人は自分を存在たらしめないのだとすれば， その伴侶が最愛の人の方がいいに決まっていますよね． 今，日本では婚期が遅く，またその気もない人や別のことに価値を代替している人々などもいるようですが， この映画を見ると，人の体温っていいよなと思わせてくれます． 何かに依存している間はなかなか縁に恵まれませんが，そこに気づきと少々の勇気があれば，それは必ず巡ってくるのだと… ， そしてそれに確信を感じた時は，掴んだら絶対離してはいけないのだと，そうこの映画は教えてくれている気がします． 最後に，全てを越えて小走りに桟橋へ急ぐバーリーの背中を見て，あなたはきっと誰かに会いたくなるでしょう． ・元副会長のCinema Days やはり大人ですよね！ 嬉しい感想です．]]></description>
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