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	<title>salon de 15屋 &#187; ジブリ</title>
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	<description>末永くどうぞ，ごひいきに …</description>
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		<title>ワクワクする．</title>
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		<pubDate>Mon, 13 Sep 2010 01:48:33 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[先日，池袋西武の 「岩波少年文庫創刊60周年記念展示」 を見に行った折，偶然見つけたお店です． カラフルな糸巻き群が目に飛び込んできます． 店内に入っても，ボタン等，小物が楽しい． 吉祥寺の &#8220;COTTON FIELD&#8221; も同様の興奮を覚えますが，素材がたくさん溢れる店内にいると 「何でも作れる」， 何か全てを手に入れたような王様気分になっちゃいます． といって，小生はボタン付けくらいしかしないのですが&#8230;，前世とかがそんな職種だったのでしょうかね． (＾＾ La droguerie 池袋店 (池袋西武本店 7Ｆ) Mon.-Sat. 10:00～21:00　Sun./Holiday 10:00～20:00]]></description>
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		<title>後進はすでにいる．</title>
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		<pubDate>Thu, 26 Aug 2010 23:53:14 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[神木隆之介君のインタビューは思わず唸る． ロシア演劇的な解釈のアプローチをしつつ，それを 形にできる役者さん は今後も増えるかもしれない． 非常に興味深いのは，戦後スタニスラフスキーを翻訳で読んで劇団を立ち上げてきた先達たちに 正当な理解のある人が少なく，むしろそれらをよんでいないであろう世代が，「勘」 でコンセルヴァトワール等で 教える 「観念的ではない」 実践的な演技論に近い方法を会得していることだ． ただ悲劇的なのは，そのようなアプローチを理解しようとする実写映画の演出がいないところにあり， 今後も日本では，監督をしようとする役者さんは増えると思う．]]></description>
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		<title>15夜通信 / 映画の咆哮</title>
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		<pubDate>Fri, 13 Mar 2009 22:58:00 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[宮崎 駿監督&#160;&#160;&#160;&#160;&#160;音楽 久石 譲 原題「天空の城ラピュタ」 英題「LAPUTA Castle in the Sky」 1986.8.2 日本公開 アメリカ(2008) / 124min カラー / Aビスタ by G-Tools 昨年暮れに，家人が地元の 中央公民館の催し に参加した折， そこで披露された歌が「君をのせて」でした… ． (＾＾ そして年明け，久方ぶりに本作品を見直すと，いろいろなことを 思い出してしまい，思わず筆をとっております… ． 折に触れ，小生が今のようなお仕事をしているのは，市川崑監督と宮崎駿監督の影響下にあることは書いてきました． 学生の頃はアニメーションの世界で食べようと思っていたし，実際に東京ムービー新社の試験を受けたり，ジブリに 手紙も送ったりしています… ． 思えば，市川監督も最初はアニメーションの人でしたね． あのオープニングクレジットのレタリングは， おそらくその流れの名残りでしょう… ，もちろんご本人の好みでもありますが． (＾＾ 宮崎監督作品の小生の1番は 「風の谷のナウシカ」 です． 今は遠くにいる小生の一番古い大親友と映画館に見に行きました… ． 「未来少年コナン」「カリオストロの城」 と知らずうちに拝見し， それぞれにファンではありましたが，宮崎監督の名前を初めて意識した作品が 「風の谷… 」 でした． そして傑作はと問われれば，「千と千尋の神隠し」 です． これが公開された年は，小生の人生にとっても一生忘れられない年で，その偶然の一致にも奇妙な縁を感じている作品です． しかしこの2作品は黒澤明監督の作品同様，手に余るので，この15夜では未だお取り扱いしておりません… ． (＾＾； 桃の節句の勢いとちょっぴりお酒の力も借りて，この 「天空の城… 」 を15夜で取り上げるのは，数ある宮崎作品の中でも 最も素晴らしい名シーンがあるからなのです． これは100%小生の好みなのですが，でももし映像の世界，映画の世界を 志す人には是非みてもらいたい… ． そのシークエンスとは中盤に出てくる，ヒロイン 「シータ」 を主人公 「パズー」 が救出する一連の場面です． 正確には，囚われのシータが要塞の中で昔のおまじないを教えてもらったことを思い出している場面から， 救出して煙幕で巻いて見事逃げ去るところまでの10分ほどのシーン． 通常，宮崎監督は一人称を 「意識して」 作品を作ります． 観客は主人公と同じ時間軸を生きることができ，感情移入しやすい． しかし，作品の中でハイライトな部分や クライマックスになると急に，多層な時間軸の構造を意図的に作って臨場感を煽ります． この辺りのさじ加減が，おそらく宮崎演出の真骨頂なのだと思います． このシークエンスも５本の時間軸が走ります． シータ，パズー，海賊，軍隊，ムスカ … ，それぞれの思惑がランダムに交差して，しかもそれがシータの救出劇の 一点に向かって集約していく作りはまさに秀逸． そしてそのカット割りの見事さは，今回年始に見た時ももちろん， 初めて劇場で見た時から，毎回見る度に鳥肌が立ちます． 基本的にシータのシーンを 「静」，その他を 「動」 という描き方もコントラストが強いのを好む宮崎監督らしいところ． 当時は子ども心に，この一連のシーンが何故これほどまでに素晴らしいのか，秘密を知りたくて，お小遣いをためて， コンテ集というものを買いました． コンテには絵の割りからアングル，タイミングの秒数の指示まで細かくありましたが， それを熟読し，後年ビデオで見直した時にため息をついたのを今でも覚えています． 「この人は頭で割っていない… 」 これが小生の辿り着いた結論でした． あの救出劇のシーンは，もう宮崎監督の頭の中で猛烈な勢いで走っており，それをコンテ上に移し変えただけなのでは と思いました． ここでこうして，カメラはこう受けて… ，なんて考えていない． 少なくともこのシークエンスはそうだと思いました． それを小生の中である意味証明したのは，92年作の「紅の豚」です． サボイアの修理が上がって工場からテストなしで離陸するシーンとクライマックスにサボイアとカーチスの一騎打ちのシーンですが， この「天空の城… 」の救出劇ほどの臨場感を感じませんでした． これは宮崎監督ほどの人でもそれが毎回再現できる ということはなく，また満を持した 「紅の豚」 企画が 「天空の城… 」 [&#8230;]]]></description>
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		<title>原点復帰．</title>
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		<pubDate>Sat, 04 Oct 2008 23:32:44 +0000</pubDate>
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		<category><![CDATA[星野道夫]]></category>
		<category><![CDATA[梨木香歩]]></category>

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		<description><![CDATA[3ヶ月近いモグラ生活だった小生… ． (＾＾； 人それぞれに，気分転換や一度感覚をニュートラルに戻す方法をいくつか持っていると思うけれど， 小生は只今それの総動員中です． 1) 庭いじり 15屋まわりには，ネコの肉球ほどの土庭があることは折に触れ，記してきましたが，ここに三本鍬を振り下ろしつつ， 只今ついに土質の域に手を出しました． (＾＾ この夏前くらいに入手したこの本． 家庭で出る生ゴミを土のうを使って堆肥化するんですが， これが素人にもわかりやすく，しかもそれほどの手間なくできる！ 少しずつテストを繰り返し，今本格的に15屋まわりで実践しています． 良質な米ヌカも知り合いの方からご好意で頂いており，非常に助かってます… ． カッチカチな土だったところが，ふわふわな土質に変わっていく様はなかなか面白いですよ． 2) ジブリ美術館に行く 好きで定期的に行っています．なぜ定期的かというと，ここでしか見ることのできない 宮崎監督の短編作品 があるからです． 美術館に入場した人たちはこれを無料で見ることができるのですが，しかし１回しか見ることができないのです！ 先日，久々に行った時は 「星をかった日」 をやっていました． 初めて見たのですが，思いのほか良かったです． 思わず原作本も買ってしまいました． ここへ来るといつも思うことは「初志」という言葉． 15屋のメンツが，この作品の脇役キャラだが すこぶる存在感のある(笑)スコッペロとメーキンソーの人形を記念にと小生に買ってくれました． 忘るるべからずというところでしょうか． (＾＾； 3) 「 家守綺譚 」を読む 持ち歩き用に文庫も持っているのですが，もうボロボロです． 何だか読んでしまいます． でも密かにです… ． 4) 音楽を聴く 5) 旅に出る 宿も取りました． 鉄道でちょっと西へ… ． お天気でありますように．]]></description>
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		<title>15夜通信 / 驚愕のひととき</title>
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		<pubDate>Sat, 19 Apr 2008 22:18:00 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[アレクサンドル・ペトロフ監督 原題「Моя любовь」 邦題「春のめざめ」 2007.03 日本公開 ロシア 27min カラー / Ａビスタ 原作: 「愛の物語」イワン・シメリョフ 音楽: ノーマン・ロジェ by G-Tools 最近，15屋のテレビは台所に移動した… ． 何故かは，黒糖焼酎なしには語れない話なのでここでは割愛する． (＾＾； その新台所TV劇場の第1回上映作品が本作品でした． まずこの作品が短篇でよかったです． 小生には15屋内から「いいかげんにして」と呆れられる癖があります．(-_-) それは映画を見ていて，余りに集中し過ぎると息を止めてしまう… ，そして酸欠になるというもの． 「溝口健二だって芝居に集中し過ぎると体が震える癖があってクレーンから下ろされたじゃないか…」と反論しても知らんぷり． いずれにせよ，この作品がもし通常の劇場尺であったら，酸欠で運ばれていたかもしれない… ． (＾＾； この作品全体に漂う，ある時代の空気や選んだストーリーの素晴らしさ，その映画への変換における的確な演出など， 挙げたらキリがありません． それほどに衝撃的でした． 昨今は，テクノロジーばかりが話題になる映像業界ですが，その表現手段も「想いや念」があってこそのものでしょう． その核になる部分の玉の大きさがどんどん小さくなっている気がします． 直接的で，幼稚で，安易で軽いもの… ， そのすべてが悪いわけではありませんが，大人が大人である映画は稀少と言わざるをえません． この映画は，ある思春期を迎えた少年の物語ですが，その描かれている多層な構造と，見た人間の立場や環境， それに心持ちで如何様にも解釈ができるこの作品は，まさに成熟しています． そして，その驚くべき手法にも唸ってしまう． ガラスの上に油彩で手を使って描いた絵を1コマ1コマ撮影していくという，つまりいわゆる撮影原画が残らないこの手法で， あれだけ濃密な絵の構成とウネルようなカメラワークを実現するこの監督のイマジネーションには驚嘆してしまいます． この映画を見終えた後に，ふと過ぎった作品があります． ユーリー・ノルシュテイン監督 の「話の話」です． その衝撃の度合いが拮抗していました． 15屋でアフタヌーン・ティをしながらその話をしつつ，特典映像にも手を伸ばしてビックリ． ペトロフ監督は，あのノルシュテインの弟子だったのですよ！ やはり持つべきはいい師なのですね． (＾＾ この映画に描かれているような多面的な人間解釈や本質的なものの捉え方に，現代の日本人はもっと触れるべきでしょう． 言葉通りではない，その向こう側にある考えや葛藤を推し量ること． それが「大人になる」という本当の意味であり， それに続く価値観が 「やさしさ」 だったり 「色気」 だったりするわけです． そのプロセス無しにその価値観のみを安売り，受け売りする昨今の風潮は本末転倒… ，いわゆる「メッキ」ということですね． そしてその本物をどのように丹田へ下ろすかが，子どもたちに伝えなければいけないことのように思います． そして必要なのは，そのことだけでいいのではとも感じます． 桜も終わり，しかしまだまだ春爛漫な今日この頃，皆さまはいかがお過ごしですか． (＾＾ 15屋では，たんぽぽや白山吹，アネモネ，ワスレナグサが奇麗です． この時期のこの時間というのは，まさにつかの間． 梅雨になると毎年そう感じてしまいます． 先日，15屋でも玄関に，端午の飾りを始めました． この時期のキーカラーは緑，そしてキーワードは風． その鮮やかな色彩美も合わせて，春うららな午後のひとときをロシアからの風に吹かれてみてはいかがでしょうか？]]></description>
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		<title>つひにけふから．</title>
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		<pubDate>Sat, 19 Apr 2008 10:45:28 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[http://www.ghibli.jp/ponyo/news/004864.html 始まったらしいです… ．]]></description>
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		<title>15夜通信 / 人生は素晴らしい</title>
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		<pubDate>Thu, 05 Oct 2006 09:33:04 +0000</pubDate>
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		<category><![CDATA[エミール・クストリッツァ]]></category>
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		<category><![CDATA[黒澤明]]></category>

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		<description><![CDATA[エミール・クストリッツァ監督 原題 「CRNA MACKA, BELI MACOR」 邦題 「 黒猫・白猫 」 1999.8 日本公開 ユーゴスラビア(仏/独) / 130min カラー / Aビスタ ニャニがニャンでも愛で突っ走るのよ … ，この完全無欠な本作のコピー． 「ストリート・オブ・ファイヤー」を見ながら踊るヒロインと「カサブランカ」を見ながら悦に入るキャラの存在にして， すでにこの作品が小生の殿堂入りを約束されたことを意味しています． しかも，本作にはお金のかかった特殊効果の類は一切無く，ましてやデジタル等の議論も全くナンセンス． カットとO.Lで静かに繋がれたこのフィルムは，近年稀に見るエキセントリックな映画になりました！ まさに珠玉です． エミール・クストリッツァという映画監督がどういう人なのか．それはその華々しい受賞歴よりも，作品を見てもらう方が 伝わると思います． 賞を獲ったことが凄いのではなく，凄い作品がまず有って，それにおまけが付いただけにすぎません． 小生は映画を，大衆娯楽や通俗文化の一員と考えて接していますから，よくある業界の芸術家気取りと特権的意識を ヘドが出るほど敵視しており，いささか前述の「凄い」という表現に抵抗があります … が，でもねぇ … ． 凄いものは凄いからしょうがないよね． 小生としては，現存するヨーロッパ方面の映画監督で，ロシアのニキータ・ミハルコフとこの旧ユーゴのクストリッツァの二人 の作品に関してのみ，スルーパスで芸術と認識しております． では彼の作品群のどこが凄いのか． どの辺が他の映画と違うのか． ズバリ … これが言葉にしにくい． それ自体は小生の語彙力と表現力の拙さに起因するところですが，１度でも彼の映画を見た人なら，同情して 情状酌量の余地ありと見てくれるのではないでしょうか… ． それを踏まえて，その差異を一言で言うならば， 「映画の生命力」というところでしょう． 映画館が火事になっても彼のフィルムは燃えない気がします… ． クストリッツァの映画には，例えば歩くとその人の形に空気に穴が開くというか，腕を振るとそれで風が起こるというか， 絶対的な存在感があります． しかも対象に寄り添うというより，ねじ伏せるような迫力があり，かといって力でがんじがらめ にならず，むしろフレームの中の生き物 (人間だけではないので… ) がイキイキとしているのです！ 昔，塚本監督が 「東京フィスト」 を撮った時に，体感の喪失と復権というようなことを語っておられましたが，その体現という 意味においてもクストリッツァの作品は白眉ですよね． かなり昔，寺山修二さんの舞台美術を横尾忠則さんがやった時に，初日前の搬入で，入口の寸法が正しく伝わっておらず， 大きくて入らなかったことがあったそうです． そこで劇場側の人間が一時的に切ってしまおうとしたところ，「僕の作品にさわるな！」と叫んで持って帰ってしまったとのこと． でも翌日きっちり寸法の合った同じデザインのものを仕上たらしいです… ． 宮崎駿監督が「紅の豚」という作品を撮った時に，製作発表で流した鈴木Pの作った予告を見て，「僕はこんな好戦的な映画は 作っていない！」と満場の中で憮然としたという有名な話があります． しかも会社に帰ってから，スタッフにその予告を見せて 反応を聞くと皆「いい」と言うので宮崎監督は再激昂！ 「監督を降りる． 僕はこんなものを作っているつもりはない． でも皆が それをいいというなら鈴木さんが作るべきだ」という監督を鈴木Pが謝って治めたらしい … ． 安易にこういう表現は使いたくありませんが，おそらくエミール・クストリッツァは天才です． クストリッツァは，この前作 「アンダーグラウンド」で，本人の制作意図とは違う飛躍した論争に巻き込まれ， ほとほと嫌気の差した彼はその直後に引退を表明しました． そもそも映画の神様が彼を手放すはずがなく， この引退未遂も「無駄なことを」というところですが，その瞬間のクストリッツァは紛れも無い本気だったことでしょう． その彼が，「初めて映画を作る気持ちで作りました． 映画に戻れたことが嬉しくて，人生のありとあらゆるものに自分の 熱狂と愛情を表したい… 」と作った，生きることの喜びがフレームの端々からビシバシほとばしる映画こそ，この「黒猫・白猫」です． 彼を根気よく説得し，引退を撤回させた敏腕プロデューサーには本当に感謝ですよ！ それと，この作品が&#8217;98年ヴェネチアで銀獅子を獲った時にクストリッツァ44才． 黒澤明がこの同じ年齢の時に何を撮っていたか … ，そうあの 「七人の侍」 なんですね． かつて，ジュゼッペ・トルナトーレが 「ニュー・シネマ・パラダイス」 で映画へのオマージュを示しましたが， 小生にはあの映画は美しすぎました． 学生の時にひと月ほどイタリアを旅したことがありますが，小生が見たシチリアや イタリアの各都市とは違って見えたものです． もちろん映画として好きではあるのですが，イタリアという意味では， むしろその何年か後に見た 「小さな旅人」 の方が見てきた印象と空気を感じたと記憶しています． その意味で，この 「黒猫・白猫」 も真のセルビアよりも美しすぎるかもしれませんね． でもそこに生きる人々の余りの バイタリティに，見るものがひれ伏すという点でトルナトーレと違いますし，作品の趣味もまったく正反対ですな． しかし共通するのは，映画っていいなと思えるところでしょうか． いずれにせよ，こんなのが隣人だったら絶対にヤダという連中ばかり出てきますが，テクノロジーよりも人間の方が [&#8230;]]]></description>
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		<title>15夜通信 / 光は闇に</title>
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		<pubDate>Fri, 21 Jul 2006 07:38:27 +0000</pubDate>
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		<category><![CDATA[イチロー]]></category>
		<category><![CDATA[ジブリ]]></category>

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		<description><![CDATA[宮崎 吾郎 監督 第1回作品 邦題 「ゲ ド 戦 記」 英題 「A Wizard of Earthsea」 2006.7.29 公開 / 115min カラー/Aビスタ いつまでもそこにいれると思うなよ… ． お行儀の良い悪いは個人の性格によりますが，これが若い世代の基本的姿勢でよいと思います． そして勉強する！ もちろん上の人間に悟られないように…． 迂闊な先達はそれで転げ落ちるでしょう． 本当に目標となる人物は，またその先を勉強しているものです． そして迂闊な若者は腕試しとばかり挑んでは軽くあしらわられ，気づくのです． この人はいったいいつ寝ているんだろう… ，こん畜生めとまたまた勉強する． これが世代の交感であり，新旧の世代のあるべき姿とすれば，宮崎吾郎監督の取り巻く環境はまさにそれですね． 小生，中学生の折に原作を図書館で読み，1巻クライマックスの影と相対するシーンでは， 感動して泣いてしまったのを思い出します． そして折りしもその同じ時期に，監督のお父上の「風の谷―」を見て，小生は現在の仕事の道に入りました． 火中の栗とは申しますが，今回の「ゲド―」はよくぞ決断されたと思います． 恵まれた環境と激しいまわりの先入観… ，年齢的にも監督自身，制作を取り巻く様々な事象が見えぬはずがありません． ましてや助走ナシのいきなりジブリ新作ですから，大変なことです． それでもいつだったか，イチロー選手の言っていた言葉を借りれば，「通用するかしないかという議論はナンセンスです． これから挑戦しようとしている人間に，そうでない人が言える言葉は〝がんばれ！〟だけでしょう」 闘争心ということが，先日のW杯サッカー以来，よく論じられますが，映画の世界もまさに同じことが論じられて然るべきですね． 今回の人事は，そういう意味でも鈴木敏夫さんの若い世代に対するひとつの挑戦と言えるのではないでしょうか？ しかも 「見えぬものこそ」 というコピーから想像するに，高度経済成長期を猛烈に働いた親を持つ小生の世代が， これから1番に考えなければならないことのような気がします． 実利な，目先な生き方を良しとする現在，またその手合いがヒーロー的に扱われる今の日本で， この宮崎監督の作品の評価が今の小生たちの世代の評価と言っていいと思います． つまりよろしければ我々も捨てたもんじゃないとなるし，罵ればそれもまた全て自分に対して言っているのと同じです． 批評論評している場合ではなく，ともに考え，ひとりひとり悩んで答えを探せー！ その意味でも，確かにこの作品は父上が撮っても何も意味がありませんね． そりゃ，集中点を意図的に2つ作ってパースを崩したりする，老練で人間の視覚原理を知り尽くしている親父さんが作れば， 面白いものなるかもしれません． でもそれは宮崎駿さんの年齢を考えれば，刹那的なものの考え方ともいえるでしょう． これは逆から言えば，団塊世代への警鐘ともいえるのかな？ いつまで自分で魚釣ってんだ！ きちんと次に釣り方を教えろ!! そりゃ一時は釣れずに飢えるかもしれない． でも今伝えなきゃ，考えさせなきゃ，親が生きてるうちにマスターしないぞー…，というところでしょうか ?! 映画なんて面白いか，つまんないかのどちらかでいいじゃないかという快楽主義は終わりを迎え， これからは見たらすぐ考えつつ行動する時代だと小生は思います． その自分たちが出遅れてしまっている部分を宮崎吾郎監督が先鋒として走ってくれているのだと思えば， 自ずと今回の新作の見え方も変わるでしょう． そしてそのことが，宮崎駿さんがやりたくてもできなかった「ゲド戦記」への無念を晴らすことにもなるのだと信じます． ・よろ川長TOMのオススメ座CINEMA 映画への愛情溢れる視線で本作も非常に丁寧に紹介！ ・絵描人デイズ 人間，瞬発力が大切．小生の琴線に触れました…． ・イーハトーブの新米百姓。 何だかすごくいいですよ！ とても清々しいサイトです．]]></description>
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		<title>つつじの底力．</title>
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		<pubDate>Tue, 02 May 2006 21:58:29 +0000</pubDate>
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				<category><![CDATA[thoughts]]></category>
		<category><![CDATA[ジブリ]]></category>
		<category><![CDATA[東村山]]></category>

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		<description><![CDATA[15屋の庭でつつじが一輪，花をつけています． 昨年移転時には，鬱蒼として枝が曲がりくねった状態． だいぶ大胆に剪定しました． 今年は無理かなと思いき，ちょこちょこ蕾がついて，今週に入りまず一輪だけ花が咲きました． 本当に嬉しい！ どんな存在にも必ず理由がある…と最近見た番組で，ジブリの鈴木敏夫さんが言っておられましたが， 枝が迷路になったこのつつじにも，私たちの目を喜ばす力があり，花一輪に潜むストーリーに想いを馳せれば， この時季の満開のつつじに負けない，潔い美しさを私たちのつつじに感じてしまいます．]]></description>
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